こめつぶ日記

こめつぶ踏んだみたいなことを書く日記

今日のこと

本日12月1日、キリがいいからここで何かどうでもいいようなことを書いていこうと決めた。

ずっと書きたいなぁと思ってはいたんだけど、でも私はきっと途中で放置するに決まっているから始めたくない、というダメ完璧主義っぷりを見せ続けていた。

でも今朝ふと、まぁ放置してもいいかと思ったので始めてみる。

 

インスタでもnoteでもなく「ブログ」で書きたいと思ったきっかけは、哲学研究者の永井玲衣さんだった。

彼女の著書『水中の哲学者たち』を読み、へぇすごく面白いと思い名前を検索するとブログがあった。そこにはその日に起きたこととその瞬間に思ったことが書かれていて、まるで彼女の頭の中をのぞいているようだった。すごく好きなタイプの文章で何度も読み直した(もうずっと前に更新は止まっていたし今は閉鎖されている。悲しい)。

その中で永井さんが面白いと評していたのが『ハルに風邪ひいた』というブログだった(これは今もある)。このブログを書いていたのは当時東大の院生だったJAXA研究員の久保勇貴さんという男性だった。なんと彼も永井さんのブログをきっかけにブログを始めたという。こちらもやはり彼の頭の中のことが書かれていてとても面白い。

その後豊島ミホさんがポッドキャストで、小説家を辞め専業主婦になった今もブログを書いている、表現したい欲はずっとある、ということをおっしゃっているのを聞いた。

へぇーみんなブログやってんのかーと思った。みんなって三人だけど。

そういえば私もSNSが無かった頃はいろんな人のブログを読んでいた。その頃読んでいたブログを必死で思い出し検索してみると、驚くことにその多くがまだ更新されていた。感動した。時が戻ったみたいな感覚になった。

久しぶりのその空間は、散々SNSを使い倒した私にはすごく静かで平和に見えた。誰かが自ら覗きにきてくれなかったら読まれることのない文章を書き続けるって、なんかすごくいいなと思った。

もう自分のためだけに紙に書き連ねるみたいなことはできない、かといって多くの人に聞いて欲しいような大そうな話やそれを伝える文章力もない、そういう私にピッタリだと思った。私もこういう場所で書きたいと思った。

逃げの姿勢満載だけどこれがきっかけだった。                  しかも最初に書いたみたいに、放置してもいいやと思っているので放置する可能性は大。                                      もうすでに次の更新が不安。